きみをつれて
ミニアルバム「FRIENDSⅡ」
7曲目「きみをつれて」
レゲエサウンドを取り入れた切なく、ノスタルジックなバラードナンバー。
イントロの哀愁漂うサックスフレーズが切ない雰囲気出してます。
Aメロ♪君と知り合いになってから〜ミディアムで優しいメロディー。
Bメロのバッキングギター、4曲目sasanqua 〜冬の陽 のイントロアルペジオがそのまま使われてます、バッキングでメロディーに上手く合ってるのが凄いです。
サビ♪行ってみたいよ 君をつれて〜
最高にノスタルジックで何処か切ないメロディーが素晴らしい。
このメロディーが曲の世界にトリップしてしまう魅力があります。
間奏は都会的な雰囲気のサックスソロ。
緩かな雰囲気の楽曲ですが、アウトロのギターソロが怒涛の展開となります、抑えられていた松本節が炸裂しており、感情爆発。最後に持ってくる所がにくい、アルバムのラストを飾るのに相応しいですね。
エンディングはサビメロディーをピアノでなぞるのですが、何度も言いますがホントにノスタルジックな気持ちになります。
歌詞は「結ばれない恋人と駆け落ちしたい」という心情を描いております。
歌詞全文は載せておきます。
君と知り合いになってから かなりの時間が過ぎた
何もかもが新しく 浮かれたようにはしゃぎ続け
禁断の果実をむさぼる そんな暮らし
長くはもたないね( uh-... )
行ってみたいよ 君をつれて
名前のない場所に
見わたすかぎり 風の強い砂漠で
彷徨い歩く
いいかい これは繰り返しじゃない
だから臆病にはなるな
人は過去に学び 前に進むはずだ
自分に言い聞かせて また転がろう
きっとまだ楽しめる( uh-... )
行ってみたいよ 君をつれて
カバンも持たずに
言葉も知らない 異国の路地裏で
迷子になってみる
明日はどうなるかわからない世界
それはわかってる
でもおもいきって 僕たちの未来を
話してみよう( ooh-... )
もう一度だけ 君をつれて
旅をしてみたい
知らないうちに 忘れてきたもの探し
道をたどる
「禁断の果実」という表現は世間からは受け入れがたい関係という事、おそらく不倫なのでは・・・と推測されます。
この楽曲のノスタルジックな感じと現実逃避したくなる雰囲気になるのは、
「言葉も知らない 異国の路地裏で」「もう一度だけ 君をつれて
旅をしてみたい」のフレーズから見れるように、世間から白い目で見られないようにするには、自分達二人の事を知ってる人がいない土地に行って、ひっそりと暮らしたいという心情が感じられるからではないでしょうか。
「君以外何もいらない」という強い気持ちを感じますね。
なんか凄く、哀愁を感じてしまうフレーズ。