ある密かな恋
ミニアルバム「FRIENDSⅡ」
6曲目「ある密かな恋」
お洒落で都会的な雰囲気のシャッフルのスローファンク・フュージョンナンバー。
これも従来のB'zではなかなか聴けない雰囲気の楽曲。
イントロ、ドラムフィルからシャッフルでスローな16ビートに乗せ、お洒落なサックスがなんか都会的な雰囲気出してます、なんか冬の澄んだ晴れの日に聴くとメチャメチャ爽快になります。
♪夢の中で また君と付き合えた〜の部分からメロディーが展開していきますが、凄く洋楽的な楽曲で、従来のJ-POPのように緩急のある展開ではないのが逆に新鮮で、歌唱力やテクニックか無いと歌いこなすのは難しい。
英語で歌ったらモロに洋楽です。
雰囲気の良いピアノに、バッキングの「ンチャ ンチャ」のようなキレのあるギターカッティングが肝、このカッティングのリズムをとるのは難しいでしょう。
間奏のギターソロ、シャッフルからジャジーなウォーキングベースがなぞり、ストレート4/4にリズムが変わる展開、トレモロ奏法を駆使したテクニカルなギターソロを展開、タイム感も凄い。このリズムによくギターフレーズを乗せられるなと、これは難しい、ホントに器用な松本氏。
ロックギターのアプローチと違うのにこれだけ高いレベルのフレーズを繰り出せるのが凄い。
これもある意味ヘヴィ、このアルバムならではでしょう。
歌詞の内容は「芸能人との妄想恋愛」
稲葉氏がこれを書くと妙に共感できてしまう。歌詞を全文載せておきます。
夢の中で また君とつきあえた
なんだかとても楽しそうに待ち合わせ くびれた腰に手なんかぐっとまわしちゃって やらしいね
あの感じはかなりいい お互いずっと探し求めていた相手に会えたようなふたり
だれにも話せないねこんな恥ずかしい話
いつになってもこの思い伝わることはない
雑誌で君を またみつけた なんて素敵な人がいるものだ どうもありがとう
幸か不幸かこの出会い Yeah どんなに疲れた時でもなぜか 君を想えば楽になる
人生にはまだまだきっと楽しいことがあると思う
邪魔されずに会えたなら他には何もいらない?
君が僕を誘惑するのは無意識じゃない わかっていてやってるにきまってる 彼女に話せるわけない
こんなやばい気持ちを いまさら何も捨てられない 小心者の恋 君を想って
この後ずっと 生きてゆこう それでいい 君を想って この後ずっと 頑張ってゆこう 何も変わらない
私も学生時代、好きなアイドルがいてこういう妄想した事ありました（笑）確かに誰にも言えないし、自分がおかしいのかな？なんて思っていた時、この歌詞を読んで衝撃を受けました、この気持ちを共感してくれる人がいたなんて・・・と嬉しくなったのを覚えています、そして稲葉氏への崇拝がより強くなりました（笑）
