すべてB'z~たまにB'z以外~

リモートDTMロックユニット「親戚グルーヴ」のコンポーザー"ヒロ・ヴィシャス"が大好きなB'zの楽曲群をデビュー曲~年代順にシングル・アルバム曲を1曲ずつレビューしていきます

SAKURA

松本氏のソロアルバム「KNOCKIN'“T”AROUND」
4曲目「SAKURA」

ファンキーなリズムと東洋の雰囲気が融合した、ミディアムロックナンバー。
バラードって感じじゃないけど、何処か色気のある楽曲。

イントロ、ピアノとストリングスのメロディアスなフレーズ、16ビートに乗せ、エッジの効いたサウンドにタメを生かしたギターフレーズ、ピッキングハーモニクスを駆使したワイルドなサウンドがセクシーです。

東洋的な雰囲気な曲と思わせて、ファンキーなビートをぶち込む意外性が素晴らしい。


Aメロ♪日々は穏やかに過ぎ〜
甘くてノスタルジックなメロディー。
松本氏のしっとりしたヴォーカルもgoo dです。
シンプルなバッキングシンセが雰囲気出てます。

Bメロ♪好きでいることに〜
バッキングシンセに、ソリッドなギターが切り込む所がクール。

♪サビ♪SAKURA散る季節でした〜
松本氏特有の東洋的なメロディー、シンセとピッキングハーモニクスを響くディストーションギターのコンビネーションが印象的。

ギターソロ、松本氏のアクの強いチョーキング、存在感抜群です。

日々は穏やかに過ぎ 愛はささやく 揺れる未来の中に 君はもういない
好きでいることに疑いもなく 夢も見ないように

SAKURA散る季節でした 寛容というのは 耐えることなの

満たされてると 信じてた 僕は今も くりかえす 春の風 やわらかく 君はささやく 振り返りたくはないと 歩きはじめた ただ側にいるだけで

何も見ないで 夢も聞かないで うまれ変われたとしたら 君とふたり 生きてゆきたい 気付かないふりしていた 愛を言葉にできなかった

SAKURA散る季節でした 寛容というのは ゆたかさ 優しさ

うまれ変われたとしても 君とふたり 生きてゆきたい めぐる想いは はかなくも 桜のようなひとでした

失恋を描いた歌詞でしょうか?
過去のソロ作品を聴いて思うのですが、松本氏はロマンチストですよね。
なので、書く歌詞も凄くロマンチック、稲葉氏とはまた違うタッチで描かれる歌詞、堪能しましょう。

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