どうしても君を失いたくない
ミニアルバム「FRIENDS」SCENE5「 どうしても君を失いたくない 」
ミディアムなバラードですが、凄くポジティブなメロディー、大団円を想起させるナンバー。
イントロはドラムフィルインからサビメロディーをシンセ?ブラス?でなぞってます、なんかこのメロディーがファンファーレみたいで凄く明るいでも何処か儚さもあるのがたまらない。 このサビメロディーがパンチが効いてるというか凄く印象的なのでAメロとBメロがなんか普通に感じるというか地味な印象。
個人的に好きな部分は♪心燃やした人だから~のメロディーと歌い方、超エモーショナル、少し哀愁漂う所がたまらない。
ギターソロも希望を感じる明るさのあるフレーズが散りばめられてます。
歌詞は「解決」がテーマになっており、今まで経験を経て、1年後、二人の関係のゴールを描いております。 最終的には、2人は友人同士に戻り(だからアルバムタイトルがFRIENDSなのか)、関係を続ける事となります。 「二人のことに蓋をして生きるとか 激しく憎みあって忘れるとか 僕らの行き先がどこかにあるはずだ」 このフレーズがそれを意味しています。 でも、やっぱり君を失いたくないから、元の恋人同士に戻るという解釈もできなくはないかな?これは歌詞を読めば読むほど深みが出る。
この時期特有の中音域でハスキーな声質のヴォーカルも最高で、本作品の楽曲群はこの声質だから制作できたと思っております。