KARA KARA
13作目シングル「裸足の女神」 C/W曲 「KARA KARA」
サックスがフィーチャーされた疾走感溢れるメロディアスロックナンバー。
本楽曲も凄く夏っぽいのですが「裸足の女神」が爽やかだとしたら、こちらは灼熱で蒸し暑いイメージですかね。
イントロは疾走感溢れるビートに、サビメロディーをサックスでなぞる展開、灼熱の夏って感じ。
Aメロ♪もうこれ以上耐えられない いい人やるのは~シンプルな8分のコードバッキングが、メロディーと相まって心地よい。
Bメロ♪食らいつこう 今宵こそは~短いけど浮遊感のあるメロディー
サビ♪カラカラに 渇いてるからちょうだい~程よくキャッチーで、何とも暑苦しい感じがたまらない。
ギターソロもひたすら暑苦く弾き倒してます。
そしてアウトロはクールなサックスソロ、カッコいいです、これぞ夏。
曲の終わりは、チャイムのようなノスタルジックギターサウンドが鳴ります、疾走感溢れるビートから急に切り替わるので、ドキっとしますが、こういうセンスが私は好きです。
歌詞は「男子が好きな女の子をモノにしたい」という欲望を描いてます。
「もうこれ以上耐えられない いい人やるのは、何もはじまらない これじゃなんか損したような気分だ」
好きな女の子に対していつまでもいい人なんか演じてたら何も変わらないし始まらないと現状打破を決心する、普段は恋愛に奥手な主人公なのだろうか?そんな自分を変えなければという気持ちが垣間見れます。
「食らいつこう 今宵こそは 獣になって」
欲望に正直でよろしい(笑)笑っちゃうくらい直球な表現。
「からからに渇いてるから ちょうだい おまえのしずくを」 これは稲葉氏だから書いても良い歌詞ですよね、これを稲葉氏が歌うといやらしさが全くなく、むしろセクシーでカッコいい、世の女性達が稲葉氏にこんな言葉言われたらファンになっちゃいますよね。
「出会ったことを 悔やみたくなるくらいにイカれてるよ」 メチャクチャ情熱的な表現、よく思い付くなこういう歌詞。 相手を好きで好きでしょうがなくて何て表現したらいいか分からない気持ちを稲葉氏は見事に表現してくれるので、B'zのラブソングは聴いていてホントに気持ちが開放されます。