すべてB'z~たまにB'z以外~

リモートDTMロックユニット「親戚グルーヴ」のコンポーザー"ヒロ・ヴィシャス"が大好きなB'zの楽曲群をデビュー曲~年代順にシングル・アルバム曲を1曲ずつレビューしていきます

あいかわらずなボクら

アルバム「IN THE LIFE」9曲目「あいかわらずなボクら」

ゆるーい感じのアコースティックナンバー。 キャンプソングみたい。

濃厚で凝ったアレンジの楽曲が続いたので、ここにきて小休止というか肩の力を抜いて聴ける楽曲ですね、ほっと一息。 演奏も1分41秒と短め。

イントロの♪今まで 大好きな事もしたし~からアコギ演奏から始まり、終始この雰囲気が続きます。

当時のサポートメンバーもコーラスやヴォーカルで参加しているのでなんだかとても楽しそう。 アレンジはアコースティックギター・タンバリン・ヴォーカルとかなりシンプルなアレンジ。

当時のドラマー田中イッコー氏の♪道なんていくらでもある~の渋い低音ヴォーカルをB'zのお二人がとても気に入っております。

最後の松本氏のくしゃみが何ともこの楽曲の緩さを象徴しております(笑)

歌詞は「今まで色々あったけれどまぁ"あいかわらずなボクら"でいこうよ」といった内容。

サウンドも緩めで歌詞も緩め、とても癒されます。

個人的には「あいかわらずかボクら」とはB'z自身の事ではないか?と思います。

B'zの成功をよく思わないというか、生粋のロックフリークからすれば「売れ線を狙った歌謡ロックでしょ?」と嘲笑する輩がいるのも事実。

B'zは売れるために我慢もしてきて、だから自由にやれている今がある、そして何より売れる事で音楽にお金を沢山使ってより良い環境・楽器・機材で良質な作品を作る、素晴らしいじゃないですか。 自分達の事を外野からとよかく評価するのは無意味、ボクらにはボクらのスタイルがあると、そんな内に秘めたメッセージに感じます。

B'z、これからまだまだ飛躍します。
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