すべてB'z~たまにB'z以外~

リモートDTMロックユニット「親戚グルーヴ」のコンポーザー"ヒロ・ヴィシャス"が大好きなB'zの楽曲群をデビュー曲~年代順にシングル・アルバム曲を1曲ずつレビューしていきます

BAD COMMUNICATION (000-18)

アルバム「LOOSE」5曲目「BAD COMMUNICATION (000-18) 」

B'zの代表曲「BAD COMMUNICATION 」のリアレンジ。

原曲とは打って変わってアコースティックギターを主体にしたジャジーでブルージーなロックナンバーに仕上がっております。

暗黒時代でフィーリング、当時のB'zお二人の解釈でのアレンジなのでしょう。

イントロのアコースティックギターのブルージーでファンキーなカッティングからしてもう別の曲、ちなみにこのカッティング、コードワークはシンプルで弾きやすいですが、高速空ピッキングを駆使したグルーヴ非常に難しい。

16ビートのリズムに、ブルースハープが途中から入るのですが、これも非常にブルージーで良い味が出てます。 ピアノがジャジーな雰囲気出しており、もう別の曲になっております。 とにかくグルーヴか素晴らしい、ブリブリのベースが聴いていて気持ち良い、個人的にはBメロのベースラインがダンサブルで好き。

歌詞は原曲通りですが、湿ったメロディアスな感じは皆無、フェイクを交えたブルージーなメロディーに変化。 ヴォーカルは超ハスキーな声でワイルド、かなりノッてるというかブチ切れてます。そして渋い。

歌い方やメロディーを少し変えるだけでこんなにも変わるもんなんですね。 ギターソロ、アコギサウンドのフレーズがたまらない、タメが超気持ちいい、アメリカンフィーリングが凄いです相変わらず。

なんか全体的に、凄く楽しそうにセッションしてる感じ、ライブ感が伝わりますね。 第一印象は「んっ?」と思いましたが、これはこれでありですね、別の曲にとして成立してます。

しかし原曲からリリースされて6年後に全く毛色の違うアレンジが出来るのは、音楽性の広さと年々進化を重ねているという事ですね。



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