すべてB'z~たまにB'z以外~

リモートDTMロックユニット「親戚グルーヴ」のコンポーザー"ヒロ・ヴィシャス"が大好きなB'zの楽曲群をデビュー曲~年代順にシングル・アルバム曲を1曲ずつレビューしていきます

5作目アルバム「IN THE LIFE」

5作目のアルバム「IN THE LIFE」 1991年11月27日リリース

B'zが「J-POP」を作ったらどうなるのか?その答えがこの傑作アルバム。

B'zのポップな魅力の最高到達点であり、J-POPと歌謡曲にハードロックに味付けするという、B'zの王道サウンドの誕生です。

ロックをマニアックで孤高な存在にせず、大衆向けに浸透させた素晴らしい功績、 ハードロックとポップのバランスがホントにちょうど良い。

松本氏曰く「RISKY」ではデジタルサウンドとハードロックを融合、「MARS」では踊れるハードロック、ハードな路線が続いたので、自然とポップな方向にいったとの事。当時の余裕を感じますね。

ロック色の強いB'zしか知らなかった中学生の頃、このアルバムを聴いてB'zなポップな側面が個人的に「どストライク」でこの魅力に一気にとりつかれ、狂ったように聴き込みました。

松本氏のギターはよりテクニカルになり、アクの強いTAKトーンが完成。

しかも曲のメロディが素晴らしく、とても聴きやすい、作曲家としての才能が爆発してます。

稲葉氏の作詞・ヴォーカルも完全に脂が乗っており、「B'zの稲葉浩志」完成です。

このアルバムの売上は240万枚。B'zが大衆音楽であるJ-POPなんて作ったら絶対売れるに決まってる。

出す曲が売れに売れまくるB'zの快進撃の始まり、始まり。
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