3作目ミニアルバム「MARS」
3作目ミニアルバム「MARS」 1991年5月29日リリース
アルバム「RISKY」より徐々にデジタルサウンドの脱却を図り始め、ハードロック路線に舵を切り出します。
本作品は完全にバンドサウンドとなっており、テーマは「踊れるハードロック」 これはB'zが映像作品『FILM RISKY』の撮影でニューヨークに行った時に寄った、当時流行りのクラブ「MARS」で流れていたハードなサウンドに刺激されたのがこの作品を作ったきっかけ。
全5曲、あの大名曲「孤独のRunaway」が収録されており、ほぼ過去曲のリメイクで構成されてます。 ホントにB'z過去曲のリメイクには毎回心が踊ります、絶対カッコ良くなってるから。 本作品のリメイクもホントに素晴らしい。
デビューからわずかに3年で凄まじい成長、B'zの音楽に対しての貪欲を感じます。
稲葉氏のイメージは高音ヴォーカルや超絶シャウト、この頃から稲葉氏のヴォーカルに「高音・倍音シャウト」が登場、ハードロックの片鱗を見せ始めます。
高音ヴォーカルに加え、声質はよりハスキーに色気が増して「B`z」を象徴する歌声に。
松本氏のギターヴォリュームも上がってます。
よくよく考えたら新曲1曲で後はほぼ過去曲リメイクで173万枚売れたってのが凄い。B'zの勢いは止まらない。 余談ですが私が中学生の頃初めてお金を出して購入したCDです。