すべてB'z~たまにB'z以外~

リモートDTMロックユニット「親戚グルーヴ」のコンポーザー"ヒロ・ヴィシャス"が大好きなB'zの楽曲群をデビュー曲~年代順にシングル・アルバム曲を1曲ずつレビューしていきます

BAD COMMUNICATION

B'zの代表曲中の代表曲 。

B'z30年以上の歴史の中で初期~現在に至るまで常にライブのセットリストに入り、演奏され続けている唯一の楽曲。

シングルじゃないのに認知度も高いです。

英語詞の語りからスタート、ライブでこれが鳴るだけでテンションが上がります。

4つ打ちのリズムから徐々に盛り上がり、シンセでサビのメロディをなぞる展開に鳥肌。全体的に湿った雰囲気も良い。 Aメロ♪Crazy in my mind 時々感じてる~この早口で言葉を詰め込む洋楽っぽさに当時シビれました。

Bメロ♪そう逃げてる いつかそれを~でマイナーな感じに一転、このメロディ大好き。 そこから

サビ♪Hey Hey Give me your body No Noそれだけで良い~で一気に爆発。キャッチーでカッコいいメロディ、シビレます。

◇この楽曲の好きな所

1:00~の♪狂ったように抱き合える体が欲しいだけ Give me  your guitar  ギュイ~ン(ギターのアーム音)yeah!オーライ  we say wow wow wow wow wow wow wow~この部分でテンション最高潮→そこからからまたマイナーにBメロの流れが最高。

 

松本氏のギターはテクニカルなプレイというよりギュイーン、ギュイーン鳴っていて自由に暴れてます、デジタルな打ち込みサウンドに湿った雰囲気なので無機質に暴れるギターサウンドが斬新。

タイトルは直訳すると「悪い意思伝達」稲葉氏曰く、楽曲タイトルについては、「半端じゃない、生半可じゃないコミュニケーションと言う意味で使いたかった。」と語り、 詞の内容については「歌詞はありがたくない表現で書いている。それを聞いて反対に『あぁ、やっぱりコミュニケーションって必要なんだ』と思ってくれると嬉しいと語っております。

「彼女の本音を知りたいけど、知りたくない、だから自分からは何も探らない」みたいな感じなんですかね(笑)

歌詞も英語を所々挟み、語感を優先している感じがありますが、 「去年の女のbadnews TVで楽しんでる そんな冷たい自由にやさしく飼いならされていたい Is it free? Is it happy?」

「他人にリズム合わせて もっと利口に生きれば 血も流れない ウワベの順風満帆 days It's alright, are you alright?」

稲葉節というか、フレーズにもキレが出てきてますね。

当時、CMソングのタイアップがついた経緯としてこの曲をレコーディング中、B'zの隣のスタジオでCMソングを制作していたらしいのですが、上手く出来ない所、松本氏が呼ばれ「松本達の新曲を持って来てくれ」と言われて何となく提出したのが採用のきっかけだったと(笑)

運も実力のうちですね。
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