君の中で踊りたい
1989年5月21日リリース
B'zの2ndシングル「君の中で踊りたい」
この曲の存在を知った時は私が中学生の頃、まず曲名タイトルが「君の中で踊りたい」?どんな感情表現なんだ?と驚きました('ω')
楽曲クオリティも上がってきており、稲葉氏の歌詞も抽象的内容から徐々にフレーズの引き出しも増え、歌詞にも変化が見られます。
松本氏も作曲のバリエーションに加え、真骨頂であるメロディアスな部分が全面に出ています(^O^)/
イントロからバスドラム4つ打ちの軽快なリズムに、小刻みの良いシンセにクリーンギターカッティングが超クール、そこから8ビートに展開し、ディストーションギターリフが冴え渡る。
Aメロの♪Crush Crush タクシー ひしめく Neon Street~の部分、洋楽バリの流れるようなメロディもカッコいいですが、この歌詞のハメ方、前作に比べ格段に進化してますね。フレーズ選びもより日常的になったというか。
短いBメロから素早くサビへ展開
♪踊りたい~君の中で~同じ時間~見つめての部分がキャッチーでメロディアス、しかもイントロのギターリフがバックで鳴っているので曲にノリと厚みが出ております!(^^)!
サビでパワーコードを単に弾くのでなく、メロディラインを崩したようなギターリフに流れようにフレット感を移動するギターフレーズは松本氏の特徴(特に初期は)
もう1つ、流れるようなギターソロの後2:07辺りの単音を2度弾きしながらを上下行するフレーズも松本氏がよく使用するフレーズです。
(このフレーズの途中から切り込んでくる稲葉氏のラップ、編曲メチャクチャ凝ってる)
曲名は「君の中で踊りたい」なのにサビでは・・♪踊りたい~君の中で~ 何故なんだ?と疑問でしたが、曲名のままだとサビメロディの譜割りに合わないんですよね。
アウトロの♪踊りたい~のメロディと♪I Wanna Dance~のメロディがシンクロする所も秀逸ですね。
これだけ魅力ある曲なのに、当時オリコンヒットチャート圏外・・・・信じられん。