すべてB'z~たまにB'z以外~

リモートDTMロックユニット「親戚グルーヴ」のコンポーザー"ヒロ・ヴィシャス"が大好きなB'zの楽曲群をデビュー曲~年代順にシングル・アルバム曲を1曲ずつレビューしていきます

BLOWIN'

10作目のシングル「BLOWIN' 」1992年5月27日リリース

前回までは「たまにB'z以外」という事で松本氏のソロアルバム「Wanna Go Home」の楽曲レビューをしました。 B'zに戻ります。

デジタルビートとギターロックが融合されたとんでもなく爽やかなナンバー。

20年以上も前の楽曲ですが、現在でもB'zのライブのセットリストに入る人気曲。

これ初めて聴いた時、タイトル通り風に吹かれてるような爽快さを感じ、サビの流れるようなキャッチーなメロディがあまりにも気持ち良すぎるので爽やかな風というより突風が吹いたような衝撃を覚えています(笑)

イントロの打ち込みドラムのソロフレーズから、4つ打ちのリズムにサビメロディをなぞるシンセが絡み、ダンサブルで爽やかでメロディアス、もう最高に興奮します。

Aメロはイントロからのダンサブルなリズムから一転し、タメが効いたリズムに切り替わり、メロディもロックっぽい。

Bメロを経て、サビ前のジェット機サンプリング音?からサビへ、とにかくサビへ爆発力が爽快。

サビ♪BLOWIN' BLOWIN' IN THE WIND 風に揺れる心を抱えたまま~疾走感溢れるダンサブルな4つ打ちリズムが気持ちよく、メロディは最高にキャッチーでメロディアス。中学生当時体験した事のない気持ちの良いメロディが頭から離れず、このサビを何度も何度も狂ったように繰り返し聴いてました。

アウトロの♪BLOWIN' BLOWIN' IN THE WIND~のリフレインはライブで盛り上がるポイントです。

今までのデジタルビートロックナンバーと違うのは、やはり松本氏のギターサウンドがかなり主張してる所でしょうか。

特にギターソロなんかはワウを効かせて、ギターの高音がギンギンに響くサウンドが凄いロックです、中間・アウトロギターソロは松本氏特有のタイム感溢れるギタープレイが堪能できます。

爽やかな楽曲なのにギターがギンギンていう、このアンバランスさ良いですね。

「BLOW」は「風が吹く」という意味、歌詞では「風」を表現しているのでしょうか?この楽曲の歌詞、何度読み返しても個人的に抽象的に感じます。

この楽曲はもう雰囲気というかキャッチーなメロディ重視だったので、あまり歌詞をじっくり考えた事なかったです(笑)

「繰り返しなんかぜんぜんない 暮らしをしてるはずだぜ ハニー なのに 今日もあの娘  喫茶店で「毎日同じよ」とボヤきまくり 危ないね 気がつけば  僕も君も麻痺状態 わかりあえるはずもない」

「WE'RE DANCIN' IN THE RESERVATION  しびれるような眼差しをずっと忘れないで」

毎日のマンネリした生活を送り、それが当たり前になってしまう、皆不安の中で踊り続けている状況、たまには外部の刺激を入れてマンネリした毎日から打破しよう!みたいなメッセージなんでしょうか?

 

ちなみに「BLOWIN'」 累計売上は176万3970枚を記録しています。 
 

 

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