RUN
アルバム「RUN」4曲目「RUN」
本アルバムの表題曲であり、ドライブ感溢れる爽快なナンバー。
アルバムの中の曲ですが、ファンからの人気も高く、ライヴの終盤で頻繁に演奏され、B'zのアンセム的な楽曲です。 走り出したくなる気持ちになる、爽快な雰囲気。
イントロのメロディアスなアルペジオ、ドラムフィルからドライブ感溢れるグルーヴへ、ブラスセクションがサビメロディを奏でます、この展開が最高にクール。
Aメロ♪よくまぁここまで俺達来たもんだなと~パワーコードをザクザク刻むグルーヴがクール
Bメロ→サビ♪荒野を走れ 何処までも 冗談を飛ばしながらも~ドライブ感最高潮、サビへの絶頂感がハンパないです。
中間ギターソロは演奏がブレイクダウン、メインアルペジオをバックにヴォリューム奏法を駆使したTAKトーンが響きます、バスドラムのみのグルーヴが始まり、速弾きフレーズが一気に駆け抜けます。
Cメロ♪誰かが待ってる 何処かで待ってる~軽快なギターカッティングとリズム、ダンサブルです。
ここのバックコーラスで「Let's run. Run for your life」のフレーズがとてもキャッチー、ライブではアウトロを長くしてこのフレーズが繰り返し歌われます。
歌詞の内容は「B'zの活動を支えてくれてるファンやスタッフの方々との絆」を歌ってます。
松本氏に向けて歌ってるようにも思います。
「何もないところから たよりなく始まって 数えきれない喜怒哀楽をともにすれば」 人の敷いたレールを進むのではなく、道のない所を開拓し、レールを作り道を進んでいき、誰もやらない事をやる、成功者に当てはまる法則ですね。
「時の流れは妙におかしなもので 血よりも濃いものを作ることがあるね」
血で繋がった兄弟や家族ともまた違った、またはそれ以上で硬い絆で結ばれる事もある。B'zのお二人の関係性を物語ります。
「荒野を走れ どこまでも 冗談を飛ばしながらも」
荒野つまり未開拓の世界をつき進む、それは「辛い」と思うのではなく楽しみながら進んでいく。
ファンの皆さんが喜ぶ楽曲作りも大切、でもまず自分達が楽しまないと。
「歌えるだけ歌おう 見るもの全部 なかなかないよ どの瞬間も」 ライブステージから何万人のファン達を見る光景はなかなか経験出来ないという心情でしょうか。 「涙腺のよく似たやつが集まるもんだなと」 価値観が似ている事は何かを達成する上でとても大切ですね、志が高い人には自然と周りに人が集まるのでしょう。
「だれかがまってる どこかでまっている 死ぬならひとりだ 生きるなら ひとりじゃない」 このフレーズに救われた人沢山いるはず、私も救われました、シンプルだけど物凄く刺さりますね。
この楽曲もアルバムの中の1曲という枠には収まらない超重要曲、 このクオリティ、どう考えてもシングル曲でしょ(笑)
このバージョンは1998年リリース ベストアルバム「Tresure」に収録された新録バージョン。アレンジは原曲通り、サウンドがクリアになり、グルーヴはこちらの方が軽快でポップ。