すべてB'z~たまにB'z以外~

リモートDTMロックユニット「親戚グルーヴ」のコンポーザー"ヒロ・ヴィシャス"が大好きなB'zの楽曲群をデビュー曲~年代順にシングル・アルバム曲を1曲ずつレビューしていきます

恋心 (KOI-GOKORO)

シングル「ZERO」の C/W曲 「恋心 (KOI-GOKORO)」

「ZERO」とは対極で非常にポップな楽曲。

ライヴでは振り付けがあり、大変盛り上がります。

1998年にファン投票により選曲されたベストアルバム「B'z The Best Tresure」がリリースされる際、事前のファン投票で1位を獲得したという楽曲でもあります。 シングルのカップリング曲ですよ?「TIME」にも言える事ですが、カップリングってレベルの楽曲じゃないでしょ?(笑)私の中でカップリングの常識を変えた楽曲でもあります。

「ZERO」が大変ハードな楽曲だったので、このポップな展開に衝撃というかガッチリ心掴まれました。

「ZERO」より好きかも(笑) 俗に言う「胸キュン」をこの楽曲で初めて感じる事が出来ました、これが胸キュンなのか?と(笑)それくらいポップ。

イントロのキラキラしたしたギターのディレイ音から♪忘れない 恋心~といきなりキャッチーなサビが始まり、のっけから凄い胸キュン。一気に持っていかれますね。

この部分で流れるバッキングのシンセフレーズがとても印象的で、この楽曲が持つポップの象徴です、中毒性がありとても耳に残る、私はこのフレーズを楽しむためにこの楽曲聴いてると言っても過言ではありません。

Aメロ♪彼女はいつもミルクティー~バッキングギターのクリーンカッティングが軽快。 Bメロ♪野暮な性格がバレちゃま・ず・い→サビ♪どうしよう 他の子が邪魔する~このサビへの流れが秀逸、最高に気持ちいいです、サビのリズムの4つ打ちがダンサブルでファンクなノリが凄くポップ。

ブレイクダウン→ギターソロ なんかメロディアスだけど、凄く明るいというか可愛い感じのフレーズ。

アウトロ♪忘れない 恋心 いつまでも 恋心~の繰り返し、完璧なまでにキャッチ―、いつまでも聴いていたい。

歌詞の内容は「甘酸っぱい片思い」 歌詞も胸キュン。

「彼女はいつもミルクティ- 駅のそばの喫茶店で 新しいシャンプ-とリンス そして旅行の計画が話題」

好きな人の行動を記憶しているみたいですが、今聴くとストーカーっぽく感じますね、稲葉氏だからまかり通る歌詞(笑)

「どうしよう ほかの娘がじゃまする こんなとき妙に仲がいいよね これが女の連帯感なのか 困るね 先生、とても」

中学、高校時代、こんな情景あったあった。 気になったり、好きな子が出来ると必ず回りに他の女子といたりするんですよ、だからなんか話かけに行くに行けない・・・困りますね(笑)

「松本に相談しようか、でもたぶんひやかされるからやめとこう」

初めて聴いた時笑っちゃいましたね、硬派に見えてこういう事やっちゃうのも稲葉氏の魅力。 ここをライヴで歌われると松本氏がハニカミので、ファンが楽しみな場面でもあります。 稲葉氏は松本氏に恋愛相談とかしたのでしょうか??

洋楽では、人の名前が歌詞に出てくるのですが、稲葉氏はそれをやってみたかったらしいです。

 

「どうしよう 授業の内容は こんなとき ぜんぜん使えません きびしいね 人生というのは なかなか 先生、とても」

恋愛にはマニュアルがないので、方程式通りにいけば答えが出るものではない、周囲のアドバイスさえも煩わしく感じる、この気持ちを「授業の内容が役に立たない」と表現するのは、数学の教員免許を持つ稲葉氏ならではの表現ですね。

「強く抱き合った仲間ともいつかははなれていくかもしれないけど 二度とは戻らない時間を 笑って 歌って ずっと」

甘酸っぱい恋心の中に、学生時代の青春の一節。

学生時代を友人と楽しく過ごせるのって人生の中でもホントに短い時間、社会人になった今、戻りたいとは思わないけどホントに貴重な時間だったのだなぁとしみじみ思います。

このフレーズで、甘酸っぱい恋だけでなく、青春時代を歌ってるのだと解釈できます。

B'zとしては並々ならぬ力を注いで作った「ZERO」よりも人気が出てしまった楽曲なので「非常に残念な結果にな

 

ってしまった」とお二人とも肩を落としておりました。

でもよく考えたら、こんな名曲作っちゃったんだからそりゃ人気出ちゃいますって(笑) こんな楽曲も作れちゃうからファンが離れないのも事実なんですね。

実際、この楽曲初めて聴いた時「絶対ファン辞めない」って誓いました(笑)

 

 

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