BOYS IN TOWN

3rdアルバム「BREAK THROUGH」4曲目「BOYS　IN　TOWN」

疾走感溢れる爽やかなナンバー 2ndアルバム「OFF THE LOCK 」に収録されてる「HURRY UP!」に通じる雰囲気ですが、よりアレンジとメロディが洗練されてます。

イントロのギターのディレイがかかったアルペジオフレーズが爽やかだけどシンセの音色が何処か切なげ、歌詞の内容である主人公の夢追う気持ちと将来の不安が現れてます。

Bメロ♪何をしたいの？(Hey boy!) ～コーラスとの掛け合いが、キャッチー。

サビで一気に転調、気持ち良い疾走感、夢に向かって何処までも走り抜けるんだ！という勢いを感じます。

歌詞の内容は稲葉氏曰く「B'zを始める1年前の自分」。

「ときどき 臆病になるよ 行方知れずの (Oh no!) 将来のこと (Oh yes!) 忘れたいけど 空まわりもいやだ!!」と将来への不安が描かれています、稲葉氏もB'zデビュー前は就職もせずいわゆるフリーターでしたから、ヴォーカリストで食べて行きたいけど先の見えないバンド活動の日々・・・その気持ちを投影したのでしょうか。

将来が不安定な主人公に愛想を尽かし、離れてしまったという描写がありますがこれも実話なのでしょうか？

「Someday また戻ってくるよ とびきりの女を連れて」 「みんなのことくやしがらせてみたい」 「Someday あの人はすごいと 世界のウワサになりたい」 「Someday 勝って帰ってくるよ 運転手付のリムジンで」 不安の反面、俺がいつか有名になったら・・・溢れ出る欲望が現れていますが、なんかかわいいというか純粋ですね。