MARS
ミニアルバム「MARS」 2曲目 表題曲「MARS」
宇宙的な雰囲気が漂うナンバー。演奏時間は1:24秒と短め。
ポエトリーリーディングという主に詩人が自作の詩を読み上げる手法が取り入れてます。
超異色曲、ある意味衝撃でした。
全体的なサウンドは、ギターのアーム音がSE効果を担っており、メインは宇宙的な浮遊感漂うアルペジオ。
「しらないうちにぼくたちはずい ぶんととおくまできてしまいました
きみはあいかわらずなみだとえがおという とてもかんたんでしぜんな
しかもさいきんではみんながわすれかけているような
そんなふたつのぶきで ぼくのきどうしゅうせいをしてくれます
これから あとどのくらいじかんがかかるかわからないけれど
いつかはうちにかえりたいなとかんがえながらも いろんなことを おもいだしています」 歌詞は意味深。
「MARS」は火星という意味、宇宙から地球へ帰りたいというメッセージにも感じますが、「宇宙」は遠い世界、つまりトップアーティストになり一般とはかけ離れた世界に来てしまったB'zの境遇ではないかと推測しました。 このミニアルバムリリース当時のB'zはミリオンセラー記録が始まり、トップアーティストへの道に昇り始めた頃。売れた事により環境は激変し、一般社会とかけ離れていく怖さを感じているが、古くからの友人は以前と変わる事なく接してくれる。忘れそうな一般的な感覚を呼び覚ましてくれる。そんな気持ちを表現しているのではないでしょうか。 稲葉氏はトップアーティストになってからも学生時代の友人と交流があると聞きますし 。
考え過ぎですかね(笑)