すべてB'z~たまにB'z以外~

リモートDTMロックユニット「親戚グルーヴ」のコンポーザー"ヒロ・ヴィシャス"が大好きなB'zの楽曲群をデビュー曲~年代順にシングル・アルバム曲を1曲ずつレビューしていきます

愛しい人よGood Night

1990年10月24日リリース 7thシングル「愛しい人よGood Night」

B'z
にとって初の正統派メジャーロックバラード。

ギターのアプローチはよりハードロックよりに、サウンドも歪んで音量も上がってます。
もう完全4thアルバム「RISKY」のサウンドです。

今までアルバムの中でバラードはありましたがマイナーコードで超切ない雰囲気でしたが、これはシングル曲という事もあり明るめな雰囲気。全体的なメロディーは正統派バラードって感じ。
 
A
メロ~火を灯そう 二人が 歩いてきた日々に~の部分でピアノが使われてるのが新鮮。良いですよね~。
所々入る松本氏のギターオブリガード、かなりハードロック感が出てきており、これまでの楽曲とは違う雰囲気を感じます。

サビ何処にいても きっと 一緒だから~サビの盛り上がりも素晴らしい。

ギターソロはハード、感情が爆発し、叫んでおります。
歌詞は「自分の勝手な行動で彼女を傷つけ、関係は壊れかけたけど、彼女が大切な事に気付き、出逢った頃の気持ちに戻り、これから共に歩んでいきたい」といった内容でしょうか。
これまでのバラードは曲の雰囲気もそうですが失恋、不倫とかなり救いようのない重くて切ない歌詞でした。でも今回は、紆余曲折を経て、これから二人で手を取り合って・・・みたいな感動要素があります。

最後にもう1Aメロが流れる展開が当時なかなか斬新でした。そして最後はタイトルである愛しい人よGood Night~のフレーズでドラマティックに終わる。
よくよく考えたらかなりキザなタイトルですよね()稲葉氏が言うからサマになるし成立するんです。

動画のライブバージョンはギターソロがカットされておりますが、メロディーが際立っております。

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