4thアルバム「RISKY」
4thアルバム「RISKY」 1990年11月7日発売
ダンスビートが主流だったB'zですが、このアルバムよりデジタルな雰囲気は少し残しつつ、B'zのルーツである「ハードロック」路線へ舵を切り出し、デジタル+ハードロックが見事に融合したアルバム。ロックなB`zに少しずつ近づき出した感じ、たまらないです。
ギターサウンドは無機質になり、引っ込み気味だったヴォリュームも上がり、アプローチもよりハードに。
ドラムは生音寄りになり、サウンドが全体的に厚みを増してます。
稲葉氏のヴォーカル力は格段に上がってます。声量もアップ、色気も倍増。
そして特筆すべきは作詞。稲葉節はこのアルバムで完成してます。
言葉選びはより自由に、稲葉氏の知的な面も垣間見れ、いい意味で振り切れており、勢いを感じます。
アルバムタイトル「RISKY」には「危険(リスク)を冒してでも『とあるもの』を手に入れる」という意味が込められている。松本氏は「いい意味で期待を裏切らないといけない」とコメントしております。 守りに入らず挑戦する姿勢はこの頃から、素晴らしいです。
本作がアルバム初のオリコン1位を獲得し、初のミリオンセラーを記録。