INTO THE ARENA
アルバム「ROCK'N ROLL STANDARD CLUB BAND」
4曲目「INTO THE ARENA」
ドイツのロックギタリスト"マイケル・シェンカー"の代表的なインストナンバー。
Gt.松本孝弘
ba.明石昌夫
Dr.デニー・フォンハイザー
key.増田隆宣
ギタリスト"マイケル・シェンカー"ですが、スコーピオンズ、UFO、The Michael Schenker Group等数々のバンドに在籍しており、本楽曲はマイケルを中心に結成された「The Michael Schenker Group」の『神(帰ってきたフライング・アロウ)』というアルバムに収録されております。
おそらく松本氏が1番影響を受けたであろうギタリストではないでしょうか、マイケルはキャッチーで分かりやすいリフメイカー、プレイスタイルはさほど派手ではありませんが、高く抜けるギタートーン、感情的なチョーキングプレイが特徴的。
ドイツ出身という事もあり、ギタープレイにアメリカンロックのようなブルージーさが無い、メロディアスなプレイが日本人好みかと思います。
イントロのギター低音を使った、単音を滑らかな運指でキャッチャーに聴かせるヘヴィなハードロックリフがとにかくクール、ロック教科書的リフです。
オーソドックスなラン奏法やフレージングがとっつきやすく、繊細なチョーキングを活かしたプレイがとても印象的。クラシカルでメロディアスなフレーズが入っており、日本受けするでしょう。
特に3:37〜のプレイはマイケルからの影響を色濃く感じます。フレージング、トーン、チョーキングは必聴です。
とにかく松本氏のギタープレイが楽曲に馴染んており、青春時代徹底的にコピーし、影響を受けたのだなぁと感じました。
TAK MATSUMOTO / INTO THE ARENA (MICHAEL SCHENKER)